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かりんさんの秘密

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    ハリーポッターと呪いの子
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      chieさんからお借りして先に読了。

       

      あらすじは、ウィキペディアでとっても詳しく書かれてるので、

      拙い文章で書くのはやめますが、

      劇作品なので、いろんなト書きがあって不思議な感じ。

      登場人物が、映画版で見た人たちに置き換わっていくので

      とても楽しく読めました。

      ハリーがお父さんになって、息子(次男)との関係修復に

      奮闘するなんて、

      ちっさい頃から知ってるおばさん感覚で、

      大人になったのねーってしみじみ思います。

      ただ、「死の秘宝」の時から19年後となってはいますが、

      舞台劇の脚本なので、これって小説じゃないんだよなーって

      当然の感想がまずあります。

      私の中では、別物な感じが強く残りました。

      ただ、つまらないかと言われれば、十分面白いです。

      日本でも舞台化すればいいのにって思います。

      キャストは、映画のままでお願いします!

      年を取ってる当たりそのままできそうに思えます。

       

      | karinko | | 14:06 | comments(0) | - | - | - |
      世界から猫が消えたなら
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        著:川村元気さん

         

        映画にもなった原作本。

        映画は佐藤健君が主演でみたいな〜と思っていたのですが、

        まだ見れてなくて、その前に原作を読んでおこう!って

        軽く読み始める。

        映画のCMでちょろっと見たので

        悪魔との取引の件は、知っていた。

        知ったうえで、何と何を取引するのかと思ったら

        1日の寿命と悪魔が主人公の家の中で見つけた

        大切そうなものとの取引。

        頭が痛いと病院に行ったら余命1年。

        でも次の日にもう悪魔がやってきて

        明日あなたは死にますっていうんですよ。

        そりゃ、ないなーって思いながらも

        その悪魔がかわいらしくて、

        まだ映画見てないのにこの役は、佐藤健君に似合うかもなーって

        もう頭の中の悪魔は佐藤健君で読み進めていた。

        取引で1番の候補はチョコレートだったんだけど、

        悪魔がこれは、なくなっちゃいけないものだって

        却下しちゃうの。そこのところも憎めない感じでした。

        で、1番はじめは、電話に変更。

        電車の中でスマホを見る人がいない世界を主人公が見る。

        私自身、乗り物酔いがひどいので長時間スマホを眺めるって

        ことができないので、よくスマホを眺めてる人を眺めるんですが、

        楽しそうならまだいいんですが、魂抜けてる人がちょいちょいいて

        これって必要かな?って思っていたので、

        この本の主人公が、これはなくなっても良かったかなーって

        いうのにちょっと賛成した。

        携帯って便利だけど、あんまりオールマイティじゃなくって

        良かったかもって感じてます。

        だって、待ち合わせ時間に来ないだけでイラっとしちゃうし、

        電話してくれればいいのにっとか、なんで留守電なんだよっとか

        メールすればいいのにーっとかメールいつ見るんだよ!!

        って相手のことあんまり大切に思う時間が少なくなったような気がするんです。

        って納得しながら本にのめり込む。

        次に映画。私も好きだから映画もなくなると寂しいなーって。

        でも、1日の寿命と引き換えるには、それくらいの痛みが必要かな?

        で、その映画を選んでもらう相手に会いに行くんですが、

        その人があまり目立たたなくって、誰も友達いなさそうで。。って

        人なんだけど、その人のセリフにうっかり泣けてしまいました。

        アレ、この本で泣くのはここじゃないはず!って思っていたのですが、

        この辺りから涙腺が!

        その次は、時計。お父さんの手作り時計。母にプレゼントした時計。

        こりゃ、もうこの設定だけで十分涙腺弱ってる私としてはダメだったんですが、

        思い出の語りで涙腺決壊。でもって、

        目次にも書いてあるので、最後に猫なんですが、

        ここは、色々たくさんの思い出がぶわーーっと出てきて

        もうティッシュで追いつかなくてタオルでごしごしレベルの

        涙腺決壊具合でした。

        まだこんな素敵な本があったんだーーってことに

        感謝したくなる作品でした。

        これを踏まえて、映画版見たいな〜。

        | karinko | | 14:48 | comments(0) | - | - | - |
        アメリカの壁
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          著:小松左京さん

           

          アメリカの大統領にトランプ氏が決定した時、

          コメンテーターの一人が

          「何十年も前にこの出来事を予言したかのような作品があります。」

          っと言った一言で興味を持ち、図書館で借りたのですが、

          コメンテーターが言うほど予言っぽくはないけど、

          心底、アメリカに住んでる人たちはこういう思いから

          トランプ大統領が誕生したのかもなーっと思える部分は確かにありました。

          1977年に書かれた作品。

          アメリカがベトナム戦争に疲れ果て、

          他国を救ってる場合じゃなくって、自分の国が大切だろう

          っとこの本に書かれている状況は、

          トランプ大統領が誕生した今、アメリカが疲れてる状態を予言したのだ

          っというならそうかもしれませんねー。

          でも他の部分は完全にSFです。

          詳しくは、小松左京ライブラリに書かれてますよ。

          まじめに感想を書こうとしたらとても素敵にまとめられているので、

          そちらの方がためになります!

          昔、昔、短大生の頃は、とにかくSFが大好きだったので、

          たくさん読んだつもりでしたが、未読で

          久しぶりのSFは、面白かった。

          ってか、何十年も前に書かれたSFに近い現実が

          今やってきていることがたくさんあるので、

          SF作家の方たちは、本当に同じ人間なんだろうか?

          どっか違う世界の人たちでは?ってSFにかぶれた感想に

          なりそうです。

           

          | karinko | | 14:16 | comments(0) | - | - | - |
          向こうがわの蜂
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            著:池永陽さん

             

            タイトルに気を取られ、装丁にもこころ動かされ、

            図書館で借りる。

            タイトルの蜂は主人公なんだろうか?などと読む前から

            興味深々。

            向こうがわは蜂がどこかしらの遠い所へ行くのか?

            さぁ、どうなんだ?

            1章では、蜜蜂がどんどんいなくなってきて、

            このままでは、人類が滅亡するんです。っという

            ぱっときくとおかしな人がでてきたよー!

            ってストリーが始まるのですが、

            主人公は、リストラされて仕事なくなって

            さぁ大変。だいぶ残念な人なわけですが、

            あなたは選ばれた人ですって

            とある女性から言われ一目ぼれ。

            どんどんどんな話なわけ?っなっていくんですが、

            そこかしこに心に響く文章があり、

            パラレルワールドありのこれはSF作品なのかしら?

            なんなのかしら?っと思いながらも一気に最後まで読めます。

            途中でダレるポイントがあるんですが、

            そこを抜けると一気に終わりまで。

            最初のほうに私は好きな文章が出てくるのですが、

            「運命の人っていうのは、お互いに努力してつくりあげていくものだってこと。

            だから一緒になって年を取って、ああ、この人と苦労してきてよかった

            と思った時点で、初めてお互いが運命の人になるんだと私は思うけど」

            っていうところ。

            運命の人は、赤い糸ではなくって作り上げていくっていうのが

            いいなーって感じました。

            なんとか自分の頑張りで行けそうな気がしたり

            ちょっとどうにも身動き取れそうもないときに

            読むと元気が出そうな本でした。

             

             

            | karinko | | 14:23 | comments(0) | - | - | - |
            王妃の館
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              著:浅田次郎

               

              上下巻一挙に読み切りました。

              そもそもは、宝塚歌劇の「王妃の館」を見て

              原作もみなくっちゃ!!ってわけで読み始めました。

              読めば読むほど、宝塚の脚本家の腕にうなる思いでした。

              当然、原作もめちゃくちゃ面白い。

              ただ、宝塚歌劇のために書いた脚本は、

              よくまぁ、原作に沿ってうまくまとめたもんだっと

              関心しました。

              本の感想より歌劇の方の感想が多くなりそうなんですが、

              浅田さんが、帯に「お笑いなんです。」って書いてる通り、

              面白さがいっぱい。

              登場人物がそれぞれ個性的で、どの人の人生も

              しっかり描いてるのにうるさくない。

              結末は、心が軽やかになる作品。

              わはははっと大笑いし、しみじみかみしめ、

              人生色々だけどみんな頑張ってるなーって

              思える作品。

              歌劇を先に見た人も楽しめます〜。

              本だけしか知らない人は・・・

              もう宝塚劇場では公演ないんですよーー。

              残念としかいいようがないです。

              東京では、3月31日から4月30日までやってます。

              これは見るべし!!

              | karinko | | 14:18 | comments(0) | - | - | - |
              爪と目
              0

                藤野可織さん著

                 

                芥川賞作品。表紙のインパクトで読む。

                2人称作品。少しホラー。

                3歳だった「わたし」と後妻の母「あなた」で書かれているのが

                不思議で、のめり込み、最後の数行で

                「は?何?」って気持ちになり、

                一から読み直ししないといけないのか?って

                思わせる作品。

                きっと1回目読んだ時と2回目読んだ時では印象が

                変わるかもしれない。

                楽しく、ドキドキして何回も読みたくなる本に出合うと

                うれしいもんですが、

                このなんともすっきりしない気分でもう1回読まねばならないのか?

                と少し心がどんよりしつつも読んでみようかと思わせる作品は、

                まれで変わっていて、

                「どんよりするかもしれないけど。」って人に薦めたくなる

                作品でした。

                 

                | karinko | | 13:46 | comments(0) | - | - | - |
                悲嘆の門
                0

                  著:宮部みゆき

                   

                  体がしゃんとしてきたので、長文の作品が読めるようになりました。

                  偶然、まだ未読のみやべ作品を図書館で上下揃って借りれるなんて

                  こりゃ、読まねばなるまい!

                   

                  「英雄の書」より断然、こちらの方が面白かったです。

                  いろんな人の話がどんどんまとまっていく話の展開が

                  宮部節っと感じました。

                  社会に対して少々の毒をはいたりしてるよね?っと感じられる

                  少女とおかーさんの話などは、読後もやっぱり何やらもやっとします。

                  基本的に本にたいして、夢と希望を持ってる私は、

                  宮部さんの作品では、読後しんどいなーって思うことが多いんですが、

                  いつもながら次が気になって仕方ない!っという作品です。

                  結局、上下を2日で読んじゃいましたしね。

                  面白、おかしい本で心を癒すのもいいですが、

                  こういうずっと心に残る本もたまにはいいと感じました。

                   

                   

                  | karinko | | 13:04 | comments(0) | - | - | - |
                  1日1冊
                  0
                    ハイペースで東野圭吾さんの本を読んだ。
                    「夢幻花」と「疾風ロンド」
                    私の好みからいうと「夢幻花」のが好き。
                    なぜなら殺人事件も絡んでるから。
                    でも、読後感は「疾風ロンド」を薦めます。
                    どちらも2013年の作品。
                    夢幻花の方が少し早く5月、疾風が11月と書いているけど
                    疾風が単行本の発行日なので、ひょっとしたら疾風のが
                    作品としては、もっと早くに出てるかも。
                    で、こんな短期間によくもまぁ、1日でどんどん読み進めたくなるような
                    作品を書くものだと驚きます。
                    「夢幻花」は、すっごい昔の殺人事件から始まります。
                    そこからいくつかの家庭のゴタゴタなどとどういう関係なんだろう?
                    って話が続いて最後にきちんとつながるのが驚きです。
                    最後は、すっきりするっていうより貧乏くじを引いてばかりだとか
                    自分って運悪いって思ってる人にこそ読んで欲しいって思える
                    作品です。有名人の説教じみたマニュアル本を読むより
                    作った文章の中に込めたこちらの作品の方がずしんと心に
                    届くような気がします。
                    そういう意味でも殺人事件が好きなだけではなく
                    こちらの作品が好きなんですよ。
                    「疾風ロンド」は、今の大企業ならありえる理屈から
                    ふざけるなって怒りたくなるような話で進むのですが
                    最後に逆転、正義は勝つのだ!ってところが
                    スキっとします。
                    こちらも最後の最後まで正義は勝たないじゃんって
                    進み具合で次のページ、次のページへと読み進め
                    最後まで一挙に読んじゃったって作品です。
                    読者をひっぱり込むのがすばらしい。
                    そんな2作品ですが、図書館では、もう予約も入ってないくらい
                    さっさと借りれました。やはり、2,3年待てば名作を
                    無料で読める時代なんですねー。
                    ゆっくり読もう。
                     
                    | karinko | | 11:24 | comments(0) | - | - | - |
                    上京十年
                    0
                      益田ミリ著
                      中日新聞に掲載されていたのをまとめたエッセイ&川柳が少し。
                      切ない(せつない)を変換するとこの感じがでますが、合ってますか?
                      なんか違うような・・・。
                      とにかく、著者がものすごーーっく優しく、丁寧に人生を生きている姿が
                      わかるエッセイで、こんな人になりたいなーっと感じさせる本です。
                      1番印象に残ってるのが、
                      「イッケン」
                      ある日引っ越しするのに必要なカーペットを見てまわってる時に
                      店のおじさんに「ここはイッケンなんでこのサイズでいいでしょう。」っと言われ
                      「イッケンってどういうサイズなんですか?」っと尋ねたところ
                      手帳に「一間」っと書かれ
                      「一間を知らないってことは、中学校でちゃんと勉強しなかった証拠になりますよ。」っと。
                      どうしてそういうことを言うんだろう。おじさんは冗談のつもりで言ったかもしれないけど、
                      ひどく傷ついた。。っという話が書いてあった。
                      わからないことを素直に尋ねてるのによけいなこというおじさんだなぁっと思うけど
                      体が一瞬熱くなって涙が出そうになるほど傷つく人がいるのだと知りました。
                      私は、どうなんだろう?自分が感じない分、人を傷つけていないかと心配になりました。
                      結婚まだしないの?っとか子供はまだ?っとか軽く聞いてくる人にも
                      傷つくとの話もあった。
                      人それぞれ感じ方が違うけど、いろんな感じ方を知ってる方がいいなっと
                      この本を読んで思った。
                      あと、女同士の奮発した場所へのデビューなんてのは、私もやってみたい!っと感じた。
                      ただ、ホテルのエステで3万円コースとかは、私は一生行くことがないだろうなーっと
                      思います。
                       
                      | karinko | | 08:47 | comments(0) | - | - | - |
                      ダメなときほど運はたまる
                      0
                        萩本欽一さん著

                        サブタイトルに「だれでも「運のいい人」になれる50のヒント
                        っと書いてあったので、ぜひ、運のいい人になりたくて
                        読んでみた。
                        昔、私が科学の先生に言われた
                        「不幸と幸せはブランコのようで、ひどい不幸がきた時は、すごい良い幸せがきて、
                        ちょうど同じくらいになるようになってるんだよ。」っと同じようなことが
                        書いてあって驚きました。
                        欽一さんは、「失敗は、運の定期預金」「ダメな子ほど運がたまる」
                        などと書いてあって、失敗しても次がんばろう、いい運の前の悪い運だ。っと
                        いうように努力をし続ける人には神様が絶対、見方してくれるよっというような
                        かなり前向きになれる本でした。
                        あと、家族の中で、一人が大きな良い運をもらうと他の家族に不運が
                        来る場合があるので、大きな運をもらった時は、
                        病気になったり、交通事故にあったりということをとても注意して
                        過ごしたっというようなことが書いてありました。
                        実際、視聴率をバンバン取る番組に携わっている時は、
                        家族に不運があったりしたそうで、
                        番組内のご褒美とか出演料の上乗せなどは、断っていたそうです。
                        私が、病気になって入院したりするのが不運だとしたら、
                        きっと家族の誰かに幸運が行くのだと信じたい気持ちになる本でした。
                        精神的に最近ついてないなーって感じる時に読むと
                        ちょっと心が軽くなる本だと思います。


                         
                        | karinko | | 10:08 | comments(0) | - | - | - |
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